バリアフリー事例
バリアフリー計画スタート
集合住宅の建物バリューアップは、組合員の皆さんのコンセンサスを得ることが最も大切です。バリアフリー化に於いても例外ではありません。
築18年目のGKマンションでも、バリアフリー化の他に駐車場増設等、数々の要望がありましたが、建物グランドデザインとしての「バリアフリー化・全体マスター計画」を最初に示す事で、将来の予測・最終型を捉える事が出来、また手順を踏んで計画を進め、公開していく事で大多数の賛同を得て、バリアフリー化計画が実施に向かう事となりました。
実施にあたっては、予算や優先順位を考慮し一度に工事を行うのではなく、”出来るところから取り掛かる”こととなり、2006年度は「車椅子での移動を可能に」と、「エントランスの利便性向上」を計画します。
※ この考え方に至る合意形成に 5ヶ月
バリアフリーへの改修 実施の流れ
ココが決め手
新築では経済性の追求で企画設計、工事、完成と時間の短縮が求められますが、建物のバリューアップ及びバリアフリーは『住む人が生活しやすい建物に育てる』工事ですから充分に協議を重ねる必要がありました。
改修工事の設計コンサルタントも提供する業務には技術の他に住む人と共に考える姿勢が求められていると思われます。